よくあるご質問
翻訳・通訳サービスについての よくあるご質問にお答えします
一般的なご質問
翻訳は、ある言語で書かれた文章をほかの言語で記述することです。一方、通訳は話し手の言葉を聞き手が理解できるほかの言語に変換することを言います。翻訳は書き言葉、通訳は話し言葉を扱います。
もちろんです。翻訳はEメールを通じて既に世界中のお客様から依頼をいただいておりますし、フランスでの通訳任務も日本からご依頼いただいております。
当社はフランスにて正式に会社として登録をしておりますので、日本からのご依頼の場合には、日本の銀行口座への日本円でのお支払いも可能です。
通訳について
料金は、分野、技術度、条件により異なりますので、お客様のご希望内容を詳しく聞いてからお伝えしております。日付、期間、場所、分野、会合の目的をメール、お問い合わせフォーム、またはお電話でお知らせください。場合により追加の質問をさせていただくこともあります。
そうかもしれません。でも、本当に高くつくのは、相手の言うことがわからないまま終わってしまう会議や研修です。飛行機代、宿泊代、食費、そして何より皆様の貴重な時間が無駄になってしまいます。こちらの実例をご参照ください。
当社では、会合などに適した逐次通訳を行います。この通訳方法では、話し手が一旦話を止め、続いて通訳が訳すので、時間が2倍近くかかります。この点を考慮して会議日程を立てていただくようお願いします。また会議室では、テーブルをはさんで、日本人が片側、フランス人が反対側にと分かれて着席していただけると、日本語に訳すときには日本人の方のみを向いて話ができます。なお、20人を超えるときには、通訳の声が全員の方によく聞こえるように卓上マイクかヘッドセットをご用意ください(手持ちマイクでは必要なメモが取れないため)。
当日素早く効果的に任務を遂行するには、事前準備が欠かせません。それには、当日の予定、参考となる資料、プレゼンテーション資料、用語集のある場合には用語集、参加者のお名前と肩書が必要です。お客様の目標達成こそが通訳の目標であると考えておりますので、会合の目的もお聞かせください。その他に、技術的な質問をさせていただくこともあります。
当社では逐次通訳を行います。まず話し手の話す内容を注意深く聞き、直後にその内容をほかの言語に訳します。その後また話し手が話を続け、通訳が訳すという形が繰り返されます。数文をまとめて訳すため、聞き手にはとてもわかりやすく、細かな商談、技術研修、会議、裁判での通訳に向いています。
通訳は、一般に非公開の会合の場で扱われた情報一切、及びその準備段階で受け取った全情報について、守秘義務があります。また当社はフランス翻訳者組合の正会員として、守秘義務を含む、通訳者の倫理規定に署名をしています。
フランス人は概して日本好きなので、菓子など、値の張らない簡単なお土産をお持ちになると喜ばれます。ただ、プレゼントはあくまで個人あてのものとみなされるので大きな菓子折りを「皆さんで分けてください」というわけにはいきません。小さなものを人数分用意するほうがよいと思います。また、ドアを開けて室内に入ったら、次に来る人のためにドアを支えて開けておくのがマナーです。そして「ボンジュール(おはよう)」「メルシー(ありがとう)」といった簡単なフランス語をお使いになると喜ばれると思います。
はい、当社では、フランス国内はもちろん、欧州、日本など、各地に出張いたします。フランス国内の、鉄道や飛行機では移動しにくい地方への移動には、社用車も使用します。交通費、宿泊費、食費も見積もりの対象となり、その実費がお客様のご負担となります。
はい、当社では定期的にフランス企業·公的組織の日本出張に同行しております。
はい、フランス国内での移動や宿泊の手配、同行も致します。ただし、旅行会社ではないので、フランスでの通訳をご依頼いただける場合に限ります。
翻訳について
翻訳する文書をメール、下記お問い合わせフォームでお送りいただくか、またはお電話でお問合せください。納期のご希望や特殊仕様での納品のご要望があれば、合わせてお知らせください。通常24時間以内に見積をお送りいたします。
フランス語から日本語への翻訳の場合には、フランス語の単語数、日本語からフランス語への翻訳では日本語の文字数で決まります。ワード、パワーポイント、エクセルなどの単語数・文字数のカウント機能を使用しています。その他に難易度や至急性といった要件が加味されます。
最も大切にしているのは、翻訳の正確さ、用語の的確性、表現の流暢さです。ふさわしい文体を選ぶことも、ターゲットとする読み手に訴えるために重要です。そのため、お客様には、だれが翻訳文書を読むのかをあらかじめお伺いするようにしています。高度な技術文書では時に謙虚な姿勢も必要。調べてもどうしてもわからないことはお客様に質問させていただくようにしています。
翻訳漏れをチェックするソフトを使用し、翻訳後は最低でも2度のチェック·校正を行っています。
当社の加盟するフランス翻訳者組合では、外国語から母国語への翻訳を推奨しています。そのため、一般の文書については、フランス語から日本語への翻訳しか行っておりません。ただし、法定翻訳については、フランス司法が両方向への翻訳を義務付けているため、日本語からフランス語への翻訳も行っております。
通常Eメールにて、電子ファイルの形式で納品いたします。電子ファイルの形式(ワード、エクセルなど)はご注文時にご指定下さい。法定翻訳についてはは、プリントアウトし本紙に止めて郵送いたします。
フランス国内で有効な小切手、または銀行振込みにてお支払いください。日本からのご注文の場合には、日本の銀行口座への日本円でのお振込みも可能です。
法定翻訳について
フランスにおける法定翻訳とは、フランス控訴院より司法鑑定官として任命を受けた法定翻訳士(traducteur assermenté)による公文書の翻訳のことを指します。当社はフランス控訴院より任命を受けた法定翻訳士ですので、その法定翻訳はフランス全土及びモナコで有効です。くわしくはこちらへ
文書の種類と枚数によりますので、メール、お問い合わせフォーム(法定翻訳用)でお送りいただくか、またはお電話でお問合せください。例として戸籍抄本では60€~、謄本では70€~になります。
ご依頼時のスケジュールにもよりますが、戸籍謄本などでは、通常営業日2日ほどで発送できます。また至急のご依頼にもできる限りお応えいたしますのでお問い合わせください。
基本的に原本のオリジナルが必要です。原本が手元になく、スキャンしかない場合には、翻訳文書上にスキャンからの翻訳である旨を記載します。また、書類上に記載されている漢字のお名前のヘボン式のローマ字表記と、フランス語名のフランス語表記をメールでお知らせください。法定翻訳のお申込み方法はこちらからダウロードできます。
通常、フランス国内であれば、追跡機能付きの普通郵便にて発送いたします。お急ぎの場合にはスキャンでの納品やクロノポスト等での発送、当事務所での受け取りも可能です。
基本的に発注時、銀行振込みまたはフランスで有効な小切手によるお支払いをお願いしております。日本からのご注文の場合には、日本の銀行口座宛に日本円でのお振込みも可能です。
可能です。その場合、送料はお客様でご負担くださるようお願いいたします。なお、郵便事情による到着遅延·未着は当社では責任を負いかねますのでご了承ください。
法定翻訳に有効期限はありませんが、原本となる公文書の有効期限は一般に3か月から6か月です。文書や提出先により異なりますので、必ず提出先にご確認ください。
一般的には婚姻可能年齢以降の戸籍謄本(全部事項証明と改製原戸籍)が必要です。ただし、市役所によって必要書類が異なりますので、直接婚姻する市役所でご確認されることをお勧めします。日本領事館のこちらのページもご参照ください。
日本の官公署、自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明のことです。日本での手続きが必要になります。くわしくはこちらへ
当社では、日本語/フランス語の翻訳しか控訴院の認定を受けておりません。その他の言語につきましては、フランス全控訴院の司法鑑定官リストをまとめた破棄院ホームページ(仏語)をご覧ください(翻訳者のカテゴリーはH.02です)。